病害虫診断カード(No.1)
作物:きく
依頼月日:平成21年5月8日
依頼者:高岡菊花会小杉支部・七塚氏
症状:菊苗の先端部分が萎れる。
解剖所見:
顕微鏡所見:
原因の推定:キクスイカミキリの被害です。(昆虫綱 鞘翅目)
対策:
- 成虫はキクの茎を環状に傷つけ、茎内に産卵、幼虫は茎内を食害、翌年羽化
- キクスイカミキリ対象の登録農薬はないので、アブラムシ等と併殺する
- 成虫の飛来期(4月上旬)にダントツ粒剤(ネオニコチノイド)カルホス乳剤(有機リン、1000倍;マメハモグリ、オンシツコナジラミ)スプラサイド乳剤(有機リン、1,000倍、オンシツコナジラミ)